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入学金一括払い!の前に考えておきたい老後資金

2008 年 12 月 28 日 日曜日

大学へ進学される年齢のお子さんをお持ちの親御さん方は、世間でいう「働き盛り」の年代の方が多いはず。
仕事も脂がのっている分、収入もピークに達している時期といえるかもしれません。
そして、そろそろ老後のことについて計画していかなければいけない時期にも達してきています。

かわいい子どものため、大学進学時用に蓄えているまとまった資金もあることでしょう。
教育(きょういく)ローンに頼らなくてもいいようにこのときのためにコツコツ貯めてきたんだから、と、なんのためらいもなく使ってしまうその前に。

今、世間を騒がせている「年金問題」。
年金がもらえるかどうか、という問題以前の管理体制が危ぶまれているこのご時勢。
また、会社のために身を粉にして働いても、退職金は減る一方。
自分たちが老後を迎える将来、今よりは信頼できる国や会社になっていて欲しいという希望はあるものの、あまりあてにはできません。
となると、老後の資金はある程度自分たちで、という覚悟と準備が必要になってきます。

大金である大学資金を現金でポーンと支払ってしまえば、親としての役目を果たした達成感はあるでしょう。
でも、現金は残りません・・・。
現金で準備できるのだから、と教育(きょういく)ローンには頼らないのも手ですが、この時期にしか使えない超低金利の教育(きょういく)ローンです。
万が一、老後に資金不足になってお金を借りようと思っても、低金利の「老後ローン」などというものは存在しません。
だったら、ここは少し教育(きょういく)ローン、という手段を使って現金は手元に残しておくのも一考の価値有り、ではないでしょうか?

お子様の進学を機に、一度家族の将来計画を今一度話し合われてもよいのかもしれません。

大学を出すまでは親の責任?学費は協力し合って

2008 年 12 月 27 日 土曜日

早いもので2007年も残すところあとわずか。
年が明けると、センター試験をはじめとする受験シーズンの到来です。
この冬受験をされるお子さんをお持ちの親御さんにとっても勝負の時期といえるでしょう。

お子さんの努力の甲斐あって、晴れて合格!!となったとき、避けては通れない現実的なもの。
そのひとつに、「入学資金」「授業料」など、学費という莫大な出費があります。
こと大学に関して言えば、国公立の4年制大学でさえ、初年度には100万円近くの学費が必要になります。

教育費には、一人1,000万円かかる、とよく耳にしますが、その半分の500万円は大学4年間での費用だとか。
4年で500万円ということは、単純に考えて年間125万円。
まして兄弟が重なって大学に入ることになれば人数に応じて2倍・3倍となるわけです。
学部によって、また自宅外通学ともなれば一人暮らしをはじめるための資金もプラスされてきますから、その額は相当なものです。

こうなると、どんなに真面目にコツコツ貯蓄をしていたとしても、教育(きょういく)ローンに頼らざるを得ない状況も充分に考えられます。
親が子どもの教育費を負担してやれることは、親としては理想かもしれません。
でも、今の時代、終身雇用の崩壊、長年続く不況、年金に対する不安などを考えると、気持ちはあってもそこまでしてやれないのも現実です。
教育(きょういく)ローンで何とか学費をまかなえる状況であっても、お子さんには家計の現状を伝え協力し合っても良いのではないでしょうか?
バイト代で少しずつでも教育(きょういく)ローン返済の協力をしてもらうなり、社会人になってから出世払いをしてもらったり。
自分は莫大な学費をかけて大学に通っているんだ、という自覚をもつことで、密度の高い大学生活を送ることができるかもしれません。

親だからと気負わずに、お子さんとじっくり話し合いましょう。

海外では自立の証「学生ローン」 日本では・・・

2008 年 12 月 23 日 火曜日

「教育」という言葉を辞書で調べると、「他人に対して、意図的な働きかけを行うことによって、その人間を望ましい方向へ変化させること。」とあります。
教育とは、親が子に、教師が生徒に、師匠が弟子にといったように、一般的に上の立場に立つ人が、こうなって欲しいという願いをこめて未熟な人に行う行為です。

教育(きょういく)ローンの「教育」も例外ではなく、基本的には学費を必要とする学生本人が対象ではなく、その学生の保護者への融資となっています。
でも、日本で大学に入学する年齢は18歳以上。
法律的には20歳未満なので大人ではありませんが、もう自分のことは自分で考えて行動できる年齢になっていますよね。
学生の保護者対象である教育(きょういく)ローンに対して、学生本人が対象となる「学生ローン」というのがあるのをご存知ですか?

今のところ日本では、この学生ローン、消費者金融のみが使用している名称です。
日本での学生ローンとは、学生でも、バイトをしていてある程度の稼ぎがあれば返済能力がある、とみなしてクレジットカードを作ることができる、ということ。
でも、海外では違ってきます。
消費者金融に限らず、民間の大手銀行だけでなく、公的機関の学生ローンもあるくらい、広く普及しています。
日本で、自分の学費のために、学生本人が対象となっている貸与制度のことは、「奨学金」と呼びます。
が、海外では、この奨学金のことも「学生ローン」と呼んでいるのです。

日本では親が「教育(きょういく)ローン」で学費をまかない、学生本人は「学生ローン」でお買い物。
海外では、自分の学費を自分で何とかするための「学生ローン」。
なんとなく、海外の学生たちの自立した精神を感じてしまうのは私だけでしょうか・・・。

教育(きょういく)ローン どんな人が利用しているの?

2008 年 12 月 19 日 金曜日

子どもの進学費用が家計ではまかないきれず、我が家は教育(きょういく)ローンを利用。
事前に教育費を準備できなかった私って、親としてどうなの・・・?
ローンに頼る、ということは少なからず後ろめたい気持ちがある方もいらっしゃるでしょう。
実際にどういった方が教育(きょういく)ローンを利用しているかのデータがあるので、ここにご紹介してみたいと思います。

国民生活金融公庫が行っているデータなので、いわゆる「国の教育(きょういく)ローン」の利用者データです。
もっとも利用者の多い教育(きょういく)ローンが、国の教育(きょういく)ローンでしょうから、教育(きょういく)ローン利用者の現状を知るには充分なデータだと思われます。

このデータによると、最も一般的な教育(きょういく)ローン利用者は以下のようになります。
・子どもは2人の4人家族。
・一家の稼ぎ手であるお父さんは50歳。
・お母さんのパート代も含めて、世帯の年収は約650万円。
・教育(きょういく)ローンは子どもの大学進学のために利用。

どうですか?この年代では極平均的な年収の、極一般的な家族構成の、極々普通の10000件以上のご家庭で利用されているんです。
そして、教育(きょういく)ローンを利用したからといって、教育費は家計で充分まかないきれているかといえば、そうでもないようです。
家族旅行を控えたり、外食や衣類の購入を抑えたりして何とか教育費を捻出している家庭が6割以上です。
お子さん自身にアルバイトをしてもらって、教育費をまかなっている家庭も半数近くあります。

教育費をまかなうというのは、どこの家庭でもとても負担が大きく、教育(きょういく)ローンを利用したりして何とか切り抜けている。
これが今の日本の極一般的な姿のようですね。